12月4日 流川 ルッソにて イタリアンディナーショー 

オーナーじきじきに、山紫野の試飲会を流川のルッソで開いてくださった。
ありがたいことである。

ロータリー倶楽部の皆様に声をかけてくださり、盛況な試飲会となった。
特に、山紫野を使用したソースは実に山紫野によく調和した。
料理のソースにはよく使う手法であるが、かなり絶妙な味に仕上がっていた。


総勢50名強の試飲会であったが、5ダース近く飲まれたようだ。
よほど料理とあったのだと思う。確かに日ごとに酸味が抜けて口当たりは良く
なってきた。11月の3日に圧搾し、10日の醸し期間でしぼりにかけたのだが醸しの期間が昨年より2日長くしたのが原因かもしれない。

5日の夜 山川先生から電話があった。
先生の奥さんは山紫野の方がおいしいとおっしゃって一揆に半分呑まれたそうだ。よほど、口当たりが良くて女性好みにしあがったのだろう。

秋山さんのグループにも1ダース送って、2日にグループで試飲されたそうだ。
秋山さんは山紫野の酸味の少なさと飲み口の良さに驚かれていた。
こちらも女性陣に非常に評判が良かったようだ。
秋山さんは乳酸発酵をしたのかと疑ったとおっしゃった。

不思議なものだ。
岸田畑と三浦畑の収穫は10月の24日に行なった。
葡萄は完璧な房が少なく、熟れずに萎れた果実ばかりの、貧相なものであった。

収穫はないのに、収穫に要した時間はかなりのものであった。
岸田畑は2人がかり1日もかかった。萎れた粒を取り除く時間がべらぼうにかかり、枝から房を取除く時間自体は1時間ぐらいのものであったのに・・・・

選別作業はきが狂いそうな、長い時間であった。
結局。100kgの葡萄を収穫籠に入れ終わるのにどちらの畑も1日づつ4人役かかってしまった。

これを一週間、保冷庫に2-5℃で保管して山口に持って行き、その場で手作業で圧搾した。18時10分に山口についたので、若社長や、工場長は機嫌が悪かった。

これらは、秋山さんの葡萄とは別々に醸造しようと思っていたのだが、結局1週間後の秋山さんのヤマソーとミックスしたのが、今年の今年の口当たりの良さに繋がったのかもしれない。

昨年と違うのは、ます収穫時期だ、約1ヶ月遅れた。長野は糖度